小学校「おもしろ電波教室」でアマチュア無線体験を楽しみました

9月30日(木)やまがた県南アマチュア無線クラブでは、米沢市立三沢東部小学校と連携し総合的な学習の時間の授業として、5・6年生11名の児童を対象に「おもしろ電波教室」を2時限にわたって実施しました。

電波に関する実験や実演を通して電波について学習した後、東北初の体験局「8J7YAA」を運用して、アマチュア無線の交信を体験しました。

前半の電波学習では、電波で蛍光灯を光らせたり、アンテナでLEDを点灯させたりする実験や電気製品から輻射される微弱電波をラジオで雑音としてキャッチする実験のほか、様々な大きさや形のアンテナの紹介、無線通信と携帯電話の違いなどを易しく説明しました。

後半の無線交信体験では、7MHz帯と144MHz帯のグループに分かれて交信の仕方や内容の注意をした後、実際にマイクを握らせて交信に取り組みましたが、大変に緊張している様子が感じられました。

7MHz帯では1・2・0エリアと144MHz帯では天童方面とつながり、初めての無線交信を楽しみました。
ただ、交信相手の中には長々と話す局もおり、授業時間を気にしながらハラハラの体験となりました。

◎体験した児童の感想を紹介します。
 ・電波の種類について、とても興味がわきました。
 ・色んな波長をひろうためにアンテナを変えていかないと知った。
 ・アマチュア無線は成功したりしなかったりという、そんな楽しみがあると感じました。
 ・遠いところとつながれるのでとても面白いなと思いました。
 ・遠くにつながったし、質問したりすることもできて、楽しくできて良かったです。

当クラブでは、今後も子供たちにアマチュア無線の楽しさを伝えるために体験局の活動を広めてまいります。

      ★やまがた県南アマチュア無線クラブ★